体調管理の強い味方「お灸」!日々の簡単セルフケアならこれ

はじめに

12月に入り、急に冬らしい気候になりましたがみなさんは毎日元気でお過ごしですか?

季節の変わり目って体調崩しやすいですよね。

発熱などはなくとも「なんとなーく調子が悪い」といった体の状態ににおすすめしたいのがお灸を使ったセルフケアです。

私は10年以上前から日々の健康管理としてお灸を取り入れており、その効果には絶大な信頼を置いています。

お灸はさまざまな効果がありますが、お灸をすることで毎日の疲れが明らかに抜けやすくなりました。そしてお灸をした日は夜もぐっすり眠れるという効果を感じています。

「疲れがたまったまま」「眠りが浅い」という方はぜひ読んで欲しい記事!

お灸を生活に取り入れて、生活の質を上げてみませんか?

そもそもお灸とは?

お灸って何?

お灸とは、「経穴(=ツボのこと)」と呼ばれる部位にもぐさ(よもぎの葉の裏にある白いうぶ毛を精製したもの)を置き、火をつけて体調を整える民間療法です。

「経穴(=ツボ)」とは、体に流れる気や血液が流れる通り道(経脈)の上にある特定のポイントで、内臓や体の各器官とつながっています。ここに熱で刺激を与えることで血行促進、筋肉の緩和などを促します。

お灸ってどんな効果があるの?

お灸に期待できる効果は以下のようなものです。

血行の促進

お灸の温熱効果は毛細血管を拡げる作用があります。毛細血管が広がることで血流量は増加。体のすみずみまで血が通うことで冷えが改善されるだけでなく、血液が流れやすくなることで心機能の向上も期待できます。

免疫力アップ

温熱の刺激は免疫細胞を活発化する効果が期待できます。マクロファージ(細菌やウイルスを食べる)やNK細胞、T細胞といった免疫細胞を活発化し、体を守る力を向上させるとされています。

自律神経のはたらきの強化

お灸のもぐさは燃焼することで徐々に熱量が増していき、それに合わせてその場所の血管は拡張します。その後熱が冷めていくに従って、血管は収縮していきます。このような熱刺激は血管機能を高める効果があるとされています。

アレルギーを緩和

アレルギー反応は疲れや血行不良による自律神経の乱れが原因の場合があることから、自律神経を整えることで免疫システムを正常に近づけるといわれます。

正しいツボの見つけ方

どんな症状にどのツボが効くかはあとの項目にまとめていますが、よく聞くのは

「どこがツボなのかわからない」ということ。

ネットでツボを検索すると、各部位をイラストや写真で紹介していることが多いですが、自分でお灸をやってみようと思うと最初は「ここで合ってるのかな?」と思うことも多いかと思います。

ツボが合ってるかどうか判断するポイントはこの3つ。

・押すとそこだけ軽くへこむ

・押すとイタ気持ちいい

・そこだけ冷たい感じがする

ツボは押してみると、明らかにほかの場所と違う反応があります。

(ちなみに、あまり疲れてないときは、上のような感じは顕著には感じられません)

慣れないうちは、見つけたツボを忘れないよう、ツボにマジックで軽く印をつけてからお灸をするのをお勧めします。

こんな症状にはこのツボがお勧め!

「この症状にはこのツボがお勧め」という症状を5つまとめてみました。

このツボのお勧めポイントは「座っている姿勢でお灸ができる」こと。

効果が高くても、一人でお灸を置きにくい背中や首のツボは割愛しました。

詳しい場所は検索してみてくださいね。

どのツボも個人的にお勧めなので、参考になれば幸いです。

疲労回復

足三里(あしさんり):何にでも効く!と言っても過言ではない万能のツボ。どんな症状でも迷ったらここ。

太衝(たいしょう):冷えや疲労回復にいいツボ。冷えやすい足の甲にあるため熱さを感じにくい。

合谷(ごうこく):ここも万能のツボ。肩こり・眼精疲労などにもおすすめ。親指と人差し指の間の水かきにあります。

頻尿

湧泉(ゆうせん):冷え性や疲労回復のほか腎機能や膀胱の機能アップにも。足をグーにしたときにできるくぼみの、真ん中あたりにあるツボ。

三陰交(さんいんこう)夜間の頻尿のほか、生理痛・更年期障害など婦人科系の不調全般におすすめツボ。子宮を刺激するので妊婦さんはNG。

下痢

腹瀉点(ふくしゃてん):急な便意のときはここを押すのがおすすめ。ここにお灸をすえることで、スーッと便意が引いていったことがあります。

三陰交(さんいんこう)冷えによる下痢におすすめ。

眼精疲労

魚腰(ぎょよう):眉毛の真ん中のくぼみにあるツボ。疲れ目からくる頭痛にも。

足三里:なぜか目の奥もすっとします。

お灸を安全に楽しむために〜よくあるQ&A

ここではよく聞かれる質問をまとめてみました。

お灸はどこで売ってるの?

私がお灸の素晴らしさを力説したのちに、よく聞かれるのは「どこに売ってるの?」ということ。

リアル店舗では普通にドラッグストアで売ってます。場所は湿布コーナー(バンテリンやサロンパスなどを売ってる)で見かけることが多いです。楽天やアマゾンなどでも販売しています。

お灸が自分に合ってるかどうかわからないのに、最初からフルサイズで買うのはちょっと…という方には、スターターキットのような初心者向けのセットもあるので、少量サイズで試してみるのもお勧めです。

ネットではまとめ買いで安くなることが多いのですが、いっぺんに大量に買うと使うまでに湿気てしまい、火がつきにくくなることもあるので要注意です。

お灸のベストタイムの時間帯っていつ?

「いつお灸ってしたらいいの?」という質問も多いですが、答えはズバリ

「疲れているとき」。

一日で一番疲れているタイミングでお灸をするのをおすすめします。

(ちなみに私は、お風呂上がりにパックしながらお灸をすることが多いです)

お灸って面白いもので、不調じゃないととすごく熱く感じるんですよね。

疲れているとお灸の熱さは「イタ気持ちいい」んですが、ぐっすり寝た朝の午前中など、体がしゃっきりしているタイミングではすごく熱く感じます。

お灸が気持ちいいと感じるのは疲れている証拠でもあるので、仕事などで無理をしていないか、生活スタイルを見直してみてください。

お灸の頻度はどれくらい?

体が求める頻度で…というのが正直なところですが、毎日でもOKですし、週2〜3回という方もよく聞きます。

1回につき何個までOKかも人によるのですが、多すぎると「灸あたり」という一時的な体調不良になることもあります。

「灸あたり」とは、久しぶりに整体に行った翌日に感じる「もみ返し」のようなだるさ。

そのため体調をみながらほどほどのところで終了してくださいね。

まとめ

以上、私が強力にお勧めするお灸について、知ってほしいポイントをまとめました。

お灸を生活に取り入れると自分の体調により敏感になるため、体の変化に気付きやすくなるのもポイントです。

体調不良の兆しをいち早く見つけることができるようになったので、風邪のひき始めに無理をしないなど、日々の自己管理ツールとしても役立っています。

しかしここまで書いてから思ったんですが、夏バージョンと冬バージョンで書いてもよかったなと思いました…。夏の体調不良、冬の体調不良ってそれぞれポイントが違うので。また書きますね。

セルフケアの強い味方、お灸。

気になる方はぜひチェックしてみてください!

この記事を書いた人

武内みどり