③タロットで不思議体験!占いと豊かに付き合うためのたった1つのコツ

最後に、占いに依存せず「うまく付き合うための具体的な方法」についてまとめたいと思います。

個人的に占いは、「ただの偶然」と切り捨てるにはもったいない生活の知恵と思ってます。

しかし「大人がいちいち左右されるのもどうなの?」という気持ちもあります。

ここでは、今まで数多くの占いに出会い、占い師としての顔を持つ私が「占いとうまく付き合うためのコツ」をまとめてみました。

行動につながる問いを立てる

占いを活用する秘訣をひとことで言うと、ずばり「正しい質問をする」ということ。これに尽きます。

「現在の課題を整理し、行動につながる質問をする」、ここが占いをするうえで最も大事なことだと感じています。

占いでどんなにいい結果が出ても、状況を改善するには「自分の行動が必須」なんですよね。当たり前ですけど。

たとえば、今回、最初に

「マイナンバーカードは見つかる?」

と聞きましたが、これはあまりいい問い方とはいえません。というか、役立つ答えがすぐ出る質問ではない。

「失くしたマイナンバーカードはどこにある可能性が高い?」

「探したけど、どこを見落としている?」

という質問のほうがベター。これは2回目に引いた時の質問です。

このほうが、答えを現実の行動に落とし込みやすくなります。

ちなみに恋愛でも同じです。気になる相手とうまくいきたい!というとき、聞き方としては

「相手はどう思っている?」という、行動につながらない質問をするよりも、

「距離を縮めるにはどうしたらいい?」

のほうがおすすめです。

こう問いを変えるだけで、占いは「待つためのもの」から「動くためのもの」に変わります。

もちろん「マイナンバーカードは出てくる?」「片思いの相手は私のことどう思ってる?」という行動にならない問いが、全く無意味だとは思いません。

なぜなら、一番知りたい質問を投げることは自己受容の第一歩なので、この渇望を満足させなければ次に進めないという心理があるからです。

弱さや愚かさを受け止めたうえで、現実を動かすために行動する。

早く結果を出すためにも、「で、私はどうする?」という問いは必ずしてほしいと思います。

ちなみにですね、精度の高い回答を得るためには、問いの組み立て方にコツがいります。

なぜなら、「自分の本当の願いがどれだけわかっているか」がキモになるので。

このへんは生成AIに投げるプロンプトと同じです。精度の高い問いには精度の高い答えが返ってきます。ぼんやりした問い方では、ぼんやりした答えになります。

ちなみに腕のいい占い師はここがめっちゃ上手です。実際に鑑定を始めるまでに、「それで、あなたの望みはほんとは何なの?」を丁寧に掘り下げてくれるんですよね。時にはとっちらかった思いをうまくまとめてくれて、鑑定結果で必要な答えをうまく伝えてくれます。

余談ですが、生成AIが発達したら占い師という職業はなくなるのでは…と言われてますが、問いを立てる作業を一人でやるのはかなり難しいと考えます。特にその人にとっての一番の課題は、自分ではなかなか認められないことが多いので。(だからこそ課題として苦しむのですが)

なので、人間の占い師さんのニーズはまだまだ続くと思います…が一方で、腕のない占い師さん(人間性に問題がある、ものを知らない、常識に欠けるなど)はAIにめっちゃ淘汰されるんじゃないかなと感じてもいます。

必ず現実で検証する

ここからは「自分でも占いをしている」「頻繁に占いのサービスを利用する」という上級者向けの内容です。

個人的に占いと上手に付き合うことで大事なのは「再現性」だと感じます。

私が考える「当たる占い」とは

質問 × 解釈 × 検証

この3つで決まると思います。

この3つの精度が上がると、占いが当たることが偶然ではなく、再現可能なものに近づきます。

たまにしか占わないという人は、そこまで再現性にこだわる必要はないかもしれませんが、しょっちゅう占うという人はぜひ意識してほしいと思います。

「質問」と「解釈」については説明しましたが、3つめの「検証」というのは、

・出た占いの結果にどう心が動いたのか

・どのアドバイスを採用したのか

・どこが当たっていたのか

・どこを見落としていたのか

・その結果どうなったか/どのように変化したか

についての自己検証です。

ここを丁寧に振り返ることで、次に同じような場面が出てきたときの、対処の精度が上がります。そして占いする人にとっては自分なりの「これが出たらこう解釈する」というマイ辞書ができあがります。

逆にここを省いてしまうと、「当たった・当たらない」という印象だけが残り、再現性のないものになってしまいます。

これを繰り返すことで、「精度の高い仮説(=占い)を安定して出せる状態」を再現することができるようになります。

占いは「信じる」のではなく「使う」もの

占いに対してよくあるのが、「信じるか、信じないか」という考え方ですが、今回の体験を通して感じたのは、そのどちらでもない立ち位置でした。

占いは「信じるもの」というよりも、「使うもの」で、「人生のQOLを上げるツール」

「当たる・当たらない」に振り回されるのではなく、自分の思考と行動を整えるための道具として使うこと。

それが、占いとうまく付き合うための一つの答えだと感じています。

今回の場合は、結局マイナンバーカードが見つかるまでに再発行申請したので、意味がなかったのかというとそうではないと自分では思います。

「このへんで出る可能性は高いけど、すぐには出てこなさそうだからさっさと再申請をしよう」

と、再発行申請するかどうか?の決断を早めることができました。

「失くしてどうしよう〜」という不安を早めに切り上げることができたので、役に立ったと思います。(そして再発行申請料2000円は鑑定代と考えてます…くやしいですが!)

で、最後になりますが「じゃあスピリチュアルな要素はないの?」という質問もあろうかと思います。

私は占いを持つスピリチュアルな側面についても全く否定はしません。

ただ、取り扱いはデリケートなものだと考えています。

今回は割愛しましたが、占いをしていると「なぜこうなる?!」とびっくりするほどスピリチュアルな現象に出会うことも少なくありません。このスピリチュアルな側面との付き合い方についても機会があればまとめたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ご質問などございましたらいつでもメッセージをください!

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この記事を書いた人

武内みどり